（１）ロープワーク

以下のロープワークについて実演できる。

□　本結び

□　ひとえつぎ

□　ふた結び

□　もやい結び

□　８の字結び

□　てぐす結び

□　巻き結び

□　ねじ結び

□　ちぢめ結び

□　引きとけ結び

□　馬つなぎ

□　トートラインヒッチ

□　垣根結び

□　角縛り

□　筋かい縛り

□　アイスプライス

□　バックスプライス

□　からみ止め

（２）地図とコンパス

□　16方位と方位角の呼び方をおぼえ、プレートコンパス(シルバコンパス)を使用することが

できる。

□　地形図に座標軸および磁北線を記入し、座標読みができる。

□　地形図上に示された2個の目標物と現在地点との方位角、標高差、および道路に沿った
歩行距離を読むことができる。

□　地形図上に示された10種10個以上の地形図記号を判別することができる。

□　１線式または２線式路線記録法により野帳を記入し、略地図を作成できる。

(３）野営技能（野営工作、野外炊事含む）

□　家型テントの設営、撤営と維持管理ができる。

□　フライテント（タープテント）の設営、撤営と維持管理ができる。

□　班サイトの設計と維持管理ができる。

□　BS隊を想定した3泊以上のキャンプを経験する。

□　班の炊事に適する2種以上のかまどを使い、薪で炊事ができる。

□　薪以外の燃料を2種以上使用して炊事ができる。

□　食料の貯蔵と保管方法について説明できる。

□　班キャンプに必要な野営工作物を2種以上制作し、活用することができる。

□　キャンピング中の危険防止と衛生を保つ方法を説明できる。

（４）通信（手旗、信号、サイン等）

□　ハイキングにおいて自然物を利用した追跡記号を通信文を含めて配置できる。

□　カタカナ手旗記号で20字程度の通信文を意味を間違えずに発信、受信できる。

（５）刃物の取り扱い

□　刃物の携帯に関する法律について説明できる。

□　ナイフの正しい使い方と安全について説明できる。

□　ナイフの砥ぎ方が実演できる。

□　なた、オノの正しい使い方と安全について説明できる。

□　なた、オノの砥ぎ方が実演できる。

（６）計測と簡易測量

□　100メートルの距離を誤差5％以内で歩測できる。

□　簡易測量法を用い、到達できない2点間の距離を測る。

□　簡易測量器具を用い、樹木等の高さを測る。

（７）救急法

□以下について他の人に応急手当ができる。

　　□　うちみ

　　□　手首足首のねんざ

　　□　目のちり

　　□　足のまめ

　　□　むしさされ

　　□　きりきず

　　□　やけど

　　□　ひどい日焼け

　　□　鼻血

　　□　毒蛇にかまれた傷

　　□　犬にかまれた傷

　　□　熱中症

　　□　直接圧迫止血法ができる

　　□　ショック、食中毒、ガス中毒のそれぞれの症状を知り、応急処置ができる。

　　□　心肺蘇生法が正しくできる。

　　□　AEDの取り扱いが正しくできる。

　　□　他の1名と協力して急造担架が作れる。

以下の職業に従事する者、および各種講習修了認定者は項目（７）救急法について履修認定
する。但し急造担架の作成は実技実施後の認定となります。

・医師　・看護師

・日赤救急法救急員養成講習修了者

・消防局消防本部による上級救命講習認定者